建通新聞社
2023/01/10
【大阪】長居障がい者SC基本構想案の意見募集
大阪市は、長居障がい者スポーツセンター(SC)の建て替えで、基本構想案についてのパブリックコメントを募集する。市民に対する同案への意見を2023年1月26日まで受け付ける。23年度に基本計画を策定する予定だ。
新センターは3階建て、延べ床面積1万0500〜1万2000平方b程度を想定。現在のセンターよりも規模を大きくする予定で、舞洲障がい者SCの機能確保、早川福祉会館との複合化などを検討する。
施設内容は▽アリーナ(バスケットボールコート2面、室内ランニングコース)▽プール(25b×8コース、浅型プール)▽会議室(5〜6室程度)▽その他(サブアリーナ、トレーニング室、卓球室、ボウリング室など)▽多目的室(3室程度)▽民間活用・交流スペース▽図書室(早川福祉会館と複合化)▽共用施設(更衣室、トイレなど)▽屋外施設(アーチェリー場、屋上広場)―などを想定。
建設候補地は現在の長居障がい者SCの南側(約1万1600平方b)。整備費用は70億〜80億円を見込む。23年度に基本計画の策定、24年度にPFI導入可能性調査を行い、最適な整備・運営手法を決める。会館は31〜32年度末ごろを見込む。PFI方式の場合は、25〜27年度に準備期間、28〜32年度に設計・施工を行い、32年度に竣工する予定。開館後、33年度に解体工事・跡地整備を行う。
跡地の活用方針については、現在の長居障がい者SCを緑化、早川福祉会館を売却や転用することを検討している。
現在の長居障がい者SCは鉄骨鉄筋コンクリート造2階建て一部平屋延べ8503平方b。所在地は大阪市東住吉区長居公園1ノ32。