各務原市は、鵜沼羽場町地内で整備を進めている各務原市新特別支援学校について、校舎建設の総工事費を基本計画策定時の約42億7380万円から約61億6000万円に見直した。増額の理由として、2022年11月末に完了した実施設計で、施設規模が当初想定していた延床面積1万2000平方bから、1万3158平方bに変更されたこと、基本計画策定時からの社会状況の変化などがあげられる。
同事業は現特別支援学校(那加雲雀町1)を移転・新築し、知的障害や肢体不自由、病弱の生徒を対象にした小・中・高一貫校を整備するもの。22年度から造成工事に着手し、整備を進めている。23年度は建設工事とグラウンド・外構工事を予定。開校は25年度を目指している。
実施設計で示された校舎棟の施設規模は鉄筋コンクリート一部鉄骨鉄筋コンクリート造2階建て延べ1万3158平方b。校舎棟の他、体育館やグラウンド、駐車場なども整備する。建設予定地は鵜沼羽場町2地内。
基本・実施設計は東畑・大建・Meet’s設計JVが担当した。
提供:建通新聞社