津山市は、久米総合文化運動公園市民プール(久米市民温水プールレインボー)更新に伴う基本計画の策定と事業者の選定を早ければ2023年度に行う。24〜25年度で施設整備を、26年度の開業を目指している。
基本構想によると新施設には、屋内外に設置予定のプールやジャグジー、更衣室などのプールエリアや健康増進を促すトレーニングエリア、監視室・職員室など事務所関係の共有エリアなどを配備する。
市民プールは久米総合文化運動公園(津山市中北下1253)の敷地内にあり、建築から27年(1995年築)経過し、老朽化が進んでいることから新施設への更新を計画。現施設の規模は、鉄筋コンクリート一部鉄骨造2階建て延べ1787平方b。1階には屋内温水プール(25b×6コース、水深最大1・4b、ステンレス製プール)の他、幼児プール、更衣室、事務所などが、2階にはトレーニングルーム、ダンスフロアなど、屋上施設には流水プール、ウォータースライダー、テラスなどがある。現施設は設計が倉森建築設計事務所(岡山市北区)、施工は荒木組(岡山市北区)がそれぞれ担当した。
民間事業者の意向を確認、反映するためのサウンディング調査(対話型市場調査)を実施しており、新プールの整備内容、敷地・周辺エリアの市場性、事業期間・スケジュール、利用料金・付帯設備・自主事業・収益性・維持管理コストなどの運営内容、コンセッション運営の可能性、事業参入の条件や津山市に希望する事項、公認プールの考え方などについて参加者と対話し、その調査結果を23年2月中旬にまとめる。
「
提供:建通新聞社」