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　所沢市は２０２３年度の予算編成方針、当初予算要求の概要を公表した。重要課題として「脱炭素・ゼロカーボンシティ」「人を中心にしたマチづくり」を掲げ、実現へと効果的な予算措置を行っていく構え。要求歳出合計は１２２５億２０９６万６０００円。うち土木費は22年度当初予算での配分を約50億円上回る、１５０億９１２４万７０００円を要求した。
　23年度当初予算は、新型コロナウイルス感染症の流行や原油価格・物価高騰が長期化する一方、インフラ・公共施設更新や社会保障対策への対応が予断を許さない状況を受け、歳出に対する歳入額の不足が見込まれている。市総合計画で採択された事業への優先的な予算計上を行いつつ、既存・新規を問わず事業の徹底的な見直しを図る。
　公共工事・施設整備については複数の大規模事業が進行中であることを考慮し、事業の進め方・体制などを適宜見直しながら、計画的に実施していく構え。
　今後は１月中旬にかけて歳入・歳出額の調整を行う。市長・副市長査定を経た上で同月下旬にも予算案を確定、内示する見込み。記者発表での予算案公表は２月中旬〜下旬を予定する。