香川県高松土木事務所は、県道高松善通寺線に架かる郷東橋(車道)と郷東橋側道橋(歩道)の補修工事に着手する。郷東橋は鋼板補強部の塗装工事、郷東橋側道橋はウッドデッキ補修工事を行うため、それぞれ一般競争入札を2023年1〜2月に公告する。
規模は橋長93b、幅員は郷東橋が7・2b、郷東橋側道橋が3・2b。上部形式は郷東橋が8径間鉄筋コンクリートT桁橋、郷東橋側道橋が8径間H形鋼橋。下部工は重力式橋台2基、逆Uアーチ型橋脚7基。郷東橋の上流側に郷東橋側道橋があり、郷東橋の橋脚を鋼板補強し下部工として側道橋を支えている。架設年は郷東橋が1932年、郷東橋側道橋が不明で香東川に架かる。
郷東橋は鋼板補強部の塗装工事などを行う。郷東橋側道橋は歩道スペースがウッドデッキになっており、劣化部を補修する。過年度に東側の延長約58bを補修しており、西側の約35bが対象。下流側に架かる、側道橋の補修工事の予定はない。
設計は五星(三豊市)が担当した。施工場所は高松市西宝町3〜郷東町。
提供:建通新聞社