京都府はこのほど、令和5年度当初予算案の要求状況をまとめ明らかにした。
12月16日現在での各部局からの予算要求状況によると、令和5年度の一般会計要求総額は1兆0197億3500万円(令和4年度の要求総額は1兆0402億1000万円)。
今後は、国の予算編成の状況も勘案しながら、要求事業を審査の上、予算案を決定し、令和5年2月議会定例会に提案する。
建設関連の主な内容をみると、[危機管理部]危機管理センター整備費3億8400万円、原子力防災対策事業費7億2500万円、[総務部]ウトロ地区住環境改善事業費3700万円、新行政棟・文化庁移転施設整備費1億5300万円、[府民環境部]地球温暖化対策総合戦略事業費11億9600万円、[府民環境部、建設交通部]きょうと上下水道未来づくり総合対策事業費1600万円、[文化スポーツ部]京都府公立大学法人施設設備整備資金貸付金14億1800万円、こころのふるさと京都の文化財保護事業8500万円、スポーツ拠点施設充実費4100万円、スポーツ施設夜間照明等整備費4億円、北山エリア整備関連事業費3000万円、[健康福祉部] 総合リハビリテーション支援拠点整備基本計画策定費3000万円、京都式地域包括ケアセカンドステージ事
業費33億6300万円、障害者施設整備助成費2億1500万円、医療施設設備整備助成費4億1000万円、新興感染症対策強化事業費6億8000万円、[商工労働観光部]ZET−valley推進事業費1300万円、太秦メディアパーク共創拡大事業費600万円、産業創造リーディングゾーン総合推進費1600万円、京都産業立地促進事業費17億1300万円、[農林水産部]京都フードテック推進事業費1億2100万円、林業「森世紀」創造戦略事業費8億3200万円、豊かな森を育てる基金積立金7億1400万円、森林環境譲与税基金積立金1億1200万円、「京の木」循環利用総合対策事業費6400万円、[農林水産部、建設交通部]盛土対策総合推進事業費7000万円(宅地造成及び特定盛土規制法に基づく規制区域指定等を行うための調査を実施)、[建設交通部]府民協働型インフラ保全事業費29億円、自転車活用推進事業費3億3100万円、鉄道駅舎バリアフリー化設備整備事業費4800万円、JR奈良線複線化・高速化整備事業費12億3300万円、北近畿タンゴ鉄道支援費3億9300万円、駅周辺にぎわいづくり推進事業費2700万円、住宅耐震化総合支援事業費8000万円、京都舞鶴港物流基盤重点整備事業費9億円(京都舞鶴港の物流ターミナル機能の強化を図るため、舞鶴国際ふ頭のU期整備や、第2ふ頭の多目的クレーン更新を実施)、[教育委員会]向日が丘支援学校校舎等整備費6億6900万円(教育と福祉の総合的な連携による切れ目ない支援の充実を図るため、長岡京市の共生型福祉施設構想と連携した向日が丘支援学校の改築整備を推進)、歴史的建造物等保存伝承事業費12億8600万円、府立学校教育環境整備事業費22億0300万円(府立学校の空調設備更新)、京の史跡・歴史遺産活用整備事業費1800万円(史跡「恭仁宮跡」を広く知り、触れるための環境整備や、府南部地域振興の拠点とするための検討を実施)、丹後郷土資料館整備推進費9700万円(丹後郷土資料館について、丹後地域の歴史文化の探訪・観光の拠点施設となる博物館を目指し、リニューアル整備を実施)、[警察本部]宇治警察署建設費20億4800万円、舞鶴警察署整備費7500万円(警察署等の再編整備実施計画に基づき、舞鶴警察署の新築設計(基本設計・実施設計)等を実施)、南丹警察署建設計画費100万円(老朽・狭あい化が著しく、耐震性能を満たしていない南丹警察署の建替に向けた基本計画を策定)など。
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