日本工業経済新聞社(埼玉)
2022/12/26
【埼玉】関東経産局、12月の管内経済動向判断を発表
関東経産局は2022年12月の管内経済動向で総括判断を「持ち直している」と発表した。2カ月連続の判断となっている。公共工事は2カ月ぶりに前年同月を下回った。請負金額は単月(22年10月)で3508億円で、前年同月比8・4ポイント減となった。
今後については、新型コロナウイルス感染症の感染状況や国際情勢の動向、物価上昇などが国内経済に与える影響について留意する必要があるとした。
生産活動は、生産用機械工業をはじめ8業種が低下し、2カ月連続の低下となった。また、雇用情勢は有効求人倍率が11カ月ぶりに低下したものの持ち直しており、総じてみると管内経済は持ち直しているとした。
判断の指標は10月のデータを中心にしている。