田原市は12月21日、豊橋市と2025年4月からごみ処理広域化を開始する計画に伴い、25年3月末までに田原リサイクルセンター(炭生館)の敷地内に「ごみ中継施設」を整備するための事業者を公募型プロポーザルで募集した結果、優先交渉権者に新明和工業(東京都台東区)を選定した。
評価のポイントは、過去の納入実績を生かした創意工夫やノウハウが盛り込まれ、特に、保守点検・修繕、アフターサービス体制など、施設の運営管理、ライフサイクルコストの低減について、積極的な提案がなされたとが評価された。
今後のスケジュールは、23年2月上旬に仮契約を結び、3月下旬の議会議決を経て、4月上旬に本契約を締結する。その後、
同社で実施設計と整備工事を一括で行う「設計・施工一括発注方式」でごみ中継施設を整備する。見積もり限度額は16億2502万7800円(税込み)だった。今回の業務の発注支援者は日産技術コンサルタントが担当。
ごみ中継施設の建設地は、緑が浜二号2ノ91他。敷地面積1万1361平方bのうち、工事範囲は面積2854平方b。施設規模は、可燃ごみ1日約40d、生ごみ1日約10dの処理を行う。契約期間は契約日の翌日から25年3月14日まで。
提供:建通新聞社