都市計画道路「泉・野々市線」「西金沢駅通り線」整備促進期成同盟会(山田八郎会長)は22日、石川県庁に馳浩知事を訪ね、県施工区間における来年度の事業着手に謝意を示すとともに、一日も早い整備促進を改めて要望した。
はじめに山田会長が「県施工区間における来年度からの事業着手に感謝したい。これまで50数年間停滞していた事業が大きく前進することになり、地権者もとても喜んでいる」と述べ、馳知事は「いいタイミングであり、金沢市と連携して事業を進めていきたい。安定的に予算を確保していきたい」と答えた。
表敬には山田会長のほか、竹田良雄副会長、東昭男事務局長、顧問の田中敬人県議、中川俊一市議が同行した。
両路線整備は金沢市南部や西南部地域における交通円滑化、西金沢駅周辺の混雑緩和、交通安全に資するもので、県土木部では県と市の施工区間の同時供用が最大の整備効果と位置付け、国と協議を進めながら、測量調査に着手したい考えだ。