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日刊建設タイムズ社
2022/12/23

【千葉】事業認可間もなく/星久喜町650mと誉田町560m/29年度までの完了目指す/千葉市 都市計画道路

 千葉市は、区間延長650mの都市計画道路本町星久喜町線・星久喜町地区と区間延長560mの都市計画道路大膳野町誉田町線・誉田町1丁目地区を事業化する方針だ。星久喜町地区については、2023年2月上旬に用地測量に着手し、3月の県による都市計画道路事業認可を目指す。誉田町1丁目地区に関しては、年度内に用地測量と路線測量を行い、23年3月の都市計画審議会を経て都市計画を変更、4月の県による都市計画道路事業認可を予定。いずれも23年度以降、用地取得と詳細設計を進め、用地取得が済んだ箇所から工事に着手する。事業完了は29年度までの7年間を見込んでいるが、進捗状況に応じ、3〜8年の延長も視野に入れている。
 本町星久喜町線は、市道本町22号線の大和橋北側を起点、国道16号との交差箇所を終点とする延長2410mの路線。起点から郷土博物館入り口付近までの延長110m(亥鼻地区・病院坂区間)については、3月に事業化し、整備を進めている。
 星久喜町地区区間は、青葉の森公園内の県立図書館建設予定地付近から終点まで。計画幅員は20m。幅員構成は歩道4m×両側、植樹帯1・5m×両側、路肩1・5m×両側、車道3m×2車線。市道矢作町91号線の終点から市道星久喜町181号線の起点までの約80mについては、約8mの高低差が生じるため、橋梁区間とする。また、接続道路となる市道に関しては、今後検討していく。
 大膳野町誉田町線は、市原市ちはら台団地付近(市道大膳野町2号線との交差点)と千葉外房有料道路を結ぶ路線で、起点から主要地方道千葉大網線までの912mについては、17年3月に開通した。
 誉田町1丁目地区は、主要地方道千葉大網線から千葉外房有料道路まで。当初は、千葉外房有料道路との立体交差を計画していたが、ネクストコア千葉誉田の供用などを考慮し、20年度に福山コンサルタントが実施した事業化検討業務を経て、千葉外房有料道路と接続する運びとなった。計画幅員は16・5m。幅員構成は歩道2・5m×両側、自転車道2m×両側、路肩0・5m×両側、車道3・25m×2車線。JR外房線との交差箇所については、アンダーパスとする。
 なお、誉田町1丁目地区の用地測量は旭測量設計、路線測量はトウトウ技術設計が担当している。
 
誉田町線と併せ/アクセス道整備
 
 誉田町1丁目地区の事業認可に併せ、誉田町1丁目地区(市道誉田町82号線との交差点の南側)から市道誉田町259号線(ネクストコア千葉誉田内の一蘭の森緑付近)までを結ぶ延長約330m・幅員14mのアクセス道路を整備する。幅員構成は歩道2・5m×両側、路肩1・5m×両側、車道3m×2車線。誉田町1丁目地区との交差点は、ラウンドアバウトとする。
 そのほか、誉田町1丁目地区の整備に伴い、接続道路を含む取付道路となる市道、周辺市道の転回場所、歩行空間への階段設置、本田郵便局前交差点の信号廃止などに関して、今後検討を行っていく。k_times_comをフォローしましょう
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