高島市子ども家庭相談課は、新旭町北畑にある新旭総合福祉センターやすらぎ荘について、子ども家庭総合支援拠点施設へと改修整備を計画している。
今後のスケジュールは、実施設計を23年2月にも取りまとめ、早ければ同年5月頃の工事発注を目指して進めていく。発注方式は指名競争入札を予定しており、建築工事、電気設備、機械設備の分離型で行う。
工事期間は、23年12月末の完成を予定しており、24年の年明けにも、子ども家庭総合支援拠点施設の運用開始を目指す。
概算工事費は、設計の段階で約2億5000万円を見込んでいる。
工事内容については、高島市新旭町北畑45―1にある新旭総合福祉センターにおいて、児童及び妊産婦の支援を行うための「子ども家庭総合支援拠点」の設置にあたり、既存の新旭総合福祉センターを改修整備する。改修面積はA1355・69平方bで、建築部分では、事務室・活動室・相談室・会議室・研修室・浴室・トイレ等の設置、壁面全面改修、床は全面補修もしくは交換、建具導入、内装クロスの全面補修もしくは交換などに着手する。機械設備と電気設備については、不要設備の撤去、用途に応じた設備設置、照明器具交換、放送設備交換、自火報設備交換、電話機設置など整備。
なお、子ども家庭総合支援拠点施設整備工事実施設計業務は、安原篤司建築事務所(高島市)が担当している。
提供:滋賀産業新聞