県土整備部は、国第2次補正に関連する道路事業を20日までにまとめた。県が実施する補助、交付金事業は44億円あまり。具体的な実施カ所を固めて、22日閉会の12月県議会で補正予算を可決後、各事務所と局に配分する。
内訳は補助事業が20億3000万円、交付金事業は24億0900万円。国の内示額は、同部が「最大執行可能額」として12月県議会に要求していた補正額の半分にとどまった。
補助の地域高規格道路は岩美道路6000万円、倉吉道路1億1000万円、倉吉関金道路4億9200万円、北条JCT5000万円、江府道路4900万円。ICアクセス関連では、はわいBP1億5000万円、大栄ICアクセスに2000万円となった。
橋梁と大型構造物のメンテナンス事業は7億7300万円、通学路安全対策は3億2650万円を追加する。
一方、交付金は社会資本整備総合交付金6000万円と、防災・安全交付金23億4870万円。国道改築は1億8810万円、県道改良には13億0280万円を充てる。通学路(県道改築)は1億0800万円、舗装補修に3億6200万円、災害防除は1億4500万円などとなった。
同部道路建設課では、カ所ごとに事業費を割り振って月内に各事務所に追加配分し、大半を年度末までに執行する。
日刊建設工業新聞