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　新発田ガス（新発田市豊町１丁目４番２３号）の佐藤哲也代表取締役社長は２０日、新発田市役所に二階堂馨市長を訪ね、創立９０周年記念事業の一環として、将来に向けて活用してもらおうと、寄附金の目録を贈呈した。
　冒頭、佐藤社長は１９日からの大雪に触れ、「１０軒程度が停電しているが、停ガスというものは辞書にはない」と力を込め、「皆さんのおかげでここまできた。その恩返しとして寄附させていただいた」と目録を手渡した。これを受けた二階堂市長は「新発田にとっては老舗。市政の発展に多大な貢献をいただき、使途が決まっていないということなので有効に使わせていただきたい」と述べ、感謝状を贈呈した。
　同社は、２０２０年に火災予防啓発の連携に関する協定を新発田地域広域事務組合、村上市と結ぶなど安全安心なまちづくりに取り組んでいる。供給区域は新発田市をはじめ、胎内市（旧中条町）、聖籠町、阿賀野市（旧京ヶ瀬の一部）、村上市の一部で、新発田市以外にも寄附を予定。