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鹿児島建設新聞
2022/12/21

【鹿児島】大隅半島2町で風力発電/12基設置 26年にも着工/出力は最大5・1万kW

 肝付町の一部で風力発電所の整備を予定するジャパン・リニューアブル・エナジー(JRE、東京都)は、新たに同町と錦江町に「仮称・六郎館岳風力発電事業」を計画していることが分かった。順調に進めば2026年にも着工したいとしてる。
 対象地域は、肝付町(船間地区)と錦江町(大原地区)の山間部。事象実施想定区域は約1765ha。設置する風力発電機は12基(単基出力は4300kWを予定)。総発電出力は最大5万1600kWを計画する。
 工期は2、3年程度を見込んでおり、想定する整備は、道路、造成、基礎などの土木、変電施設や配電・送電線を行う電気、発電機建設に伴う据え付け−など。全体工期は約3年を見込む。
 計画は、環境影響評価配慮書の公表により明らかになった。なお、今回の配慮書は、環境保全のため適正な配慮をしなければならない事項をまとめたもので、対象地域2町と県庁で1月12日まで縦覧できる。


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