岡山県備前県民局は、朝日漁港・西宝伝東防波堤の補修工事に着手する。2023年度以降も工区割りして継続的に補修工事を発注する。
西宝伝東防波堤は、岡山市東区宝伝地内にある同漁港の最も外海側にある防波堤で、1972年に設置されている。経年劣化が散見され、灯台のある堤頭部から延長約130b区間(堤頭部のスパン24〜スパン17)の機能保全のため補修工などを行う。
1月上旬にも初弾工事を発注し、漁港深部から延びる防波堤の捨石区間が途切れ、防波堤角度が変わる付近から南寄り(スパン17とスパン18の一部)を対象にペトロラタム被覆防食工29・5平方b、アルミ合金陽極電気防食工13個、鋼板補修工1カ所を整備する。工期は8月4日まで。
残るスパン18の一部から堤頭部のスパン24までの区間は、23年度以降も工区割りして整備する予定でいるが、予算措置もあるため具体的な工区割りについては未定。複数年度で整備する見通し。
設計はエイト日本技術開発(岡山市北区)が担当。設計未着手だった堤頭部(スパン24)の設計も同社で6月中に完了する見通し。
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提供:建通新聞社」