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　県土整備部は、国第２次補正を活用して河川・海岸・ダム事業26億４１００万円を追加する。補助と交付金31事業に国補正の内示があり、塩見川改修や樹木伐採・掘削などの促進に力を入れる。
　河川は防災・安全交付金事業14カ所に10億８８００万円。八東川（八頭町）７５００万円、大井手川（鳥取市）１億６０００万円、蒲生川（岩美町）１億６０００万円、勝部川（鳥取市青谷町）には２億１５００万円を付けて護岸を改修する。
　また、樹木伐採・河道掘削に６億６２００万円を充て、「国土強靭化５カ年加速化対策」を前倒しする。
　補助事業の塩見川（鳥取市福部町）では４億４０００万円を重点投資して地盤改良と用地補償を進めるほか、水貫川（米子市）４８００万円、砂田川（鳥取市）に７６００万円。
　河川メンテナンスは西大路排水機場（鳥取市）の設備改修に１億４５００万円など８カ所の堰や水門改修に２億１６００万円を追加する。
　また海岸事業は、岩美海岸（陸上地区）の浜崖対策でサンドパック工に３０００万円など３カ所に６０００万円。
　そのほか、ダムのメンテナンス事業は佐治川ダム（鳥取市佐治町）の設備改修に３５５０万円、賀祥ダム（南部町）に１５６０万円を補正する。
　同部は「国補正に要望した大半のカ所に内示があった」（河川課）と説明しており、12月県議会で補正予算可決後、各事務所と局に配分する。

日刊建設工業新聞