日本工業経済新聞社(埼玉)
2022/12/19
【埼玉】越谷市 福田晃市長、サンシティ再整備の来年度公募を再度強調
越谷市の福田晃市長は、サンシティホール(越谷コミュニティセンター)と商業施設を一体で建て替える再整備計画の事業者公募手続きを2023年度に開始する方針を市議会に重ねて強調した。事業者選定から実施設計を経て、既存施設解体と新施設建設を25〜28年度まで行い、29年度早期の供用開始を目指す予定に変更はない。
基本計画によると、新施設には▽イベントホール▽図書室▽出張所▽広場――など公共機能の導入を想定。民間施設(アリーナ・サテライトオフィス・MICE・ホテル・商業施設・職業体験施設・子育て関連施設など)との複合を狙い、事業者の提案を求める考え。
地域からは、バスケットボールB2リーグにいる越谷アルファ―ズのホームアリーナ機能を兼ねた多目的ホール検討などが要望されている。
市は、新型コロナウイルスの変異・感染、原油・原材料価格の高騰といった予測が難しい社会情勢を前に、当初予定していた事業者公募(22年度)の1年先延ばしを5月に発表していた。
サンシティホールと商業施設を合わせた名称である「越谷サンシティ」の場所は、南越谷1−2876−1ほか。敷地面積が1・9万u程度となっている。施設規模はSRC造地下1階地上7階建て、延べ床面積5万7412・71u。