あいの風とやま鉄道は、駅舎エレベーター設置として2023年度に福岡駅で建設工事に着手し、越中大門駅で詳細設計を進める。
踏切の拡幅改良では、馬面(富山)、小島(射水)、沖田(滑川)、新村(入善)、田中(入善)の5カ所において、工事に向けた調整が行われている。吉田踏切(黒部)は撤去・新設し、第2東岩瀬街道踏切(富山)を撤去する。
富山市明輪町地内(本社西側部)の開発については、24年春の開業を目指し準備を進めている。開発事業者は富山ターミナルビル。旧北陸本線鉄道敷地約2238平方メートル、あいの風鉄道線高架下敷地約476平方メートルの合計約2714平方メートルに、中央棟、東棟、西棟の3ゾーンを設ける。
521系第5編成・第6編成新型車両を整備し、23年3月に運用を開始する。
16日に開かれた第20回あいの風鉄道利用促進協議会で報告されたもので、22年度利用状況、利用促進に向けた取り組み、サイクルトレイン運行計画も示された。