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日刊建設工業新聞
2022/12/19

【鳥取】ゼロ国債と補正に5億円/年明けから段階的に発注/工事4件と業務は5件を/東部農林事務所

 県東部農林事務所は、ゼロ国債や国の補正予算を活用した工事と調査業務を年明けから段階的に発注する見通しを明らかにした。総額は5億円以上と見られており、山上地区のほ場整備やため池改修、実施設計業務など9件程度の発注準備を進めている。
 ゼロ国債などが認められた整備は、山上地区ほ場整備工事(八頭町山上など)、古海第2地区のポンプ工事と管路工事(鳥取市古海)、県営七谷地区ため池総合整備工事(鳥取市久末)に約4億7000万円。一方、調査業務は瀬戸谷池実施設計業務(鳥取市上段)と県営農地防災事業の奥谷、西谷第2地区(八頭町)、神谷奥堤(鳥取市神谷)の計画策定業務。さらに、劣化した農業用ため池の点検調査も盛り込んでおり、総額は9400万円程度を見込んでいる。
 このうち、山上地区のほ場整備は3工区の区画整理8fを計画。古海第2地区は、老朽化したポンプ施設2基の更新と管路部分に設置する管理孔(1000_)の新設を予定している。七谷地区のため池改修は当初予算に国の補正予算を加えた1億7000万円の規模で工事に入る。調査業務は、西谷第2地区など3地区のため池を対象にした事業計画の策定に向けた調査と基本設計。ため池点検は、管内46カ所を対象にした業務を予定している。
 同事務所地域整備課では、今のところ来年1月下旬から工事と業務を発注する考え。

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