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日刊建設タイムズ社
2022/12/16

【千葉】調査実施し4車化検討/国道128号の永田駅周辺/県県土整備部

 阿井伸也県議会議員(自由民主党千葉県議会議員会)は、8日の12月定例議会一般質問で、国道128号の4車線化事業について取り上げた。池口正晃県土整備部長は「交通量が多く渋滞が発生しやすい箇所から順次、進めてきた」と説明した上で、「永田駅入口交差点の前後区間についても渋滞が発生していることから、交通量調査を実施し、4車線化を検討していく」との方針を示した。阿井議員は、答弁を受けて「国道128号は緊急避難道路に指定されており、渋滞の解消のみならず、重要な路線」との見解を示し、早期の交通量調査の実施と事業化を求めた。
 国道128号においては、永田駅入口交差点の前後区間を含め、大網白里市経田地内から茂原市法目地内までの約4kmが2車線となっている。永田駅入口交差点の前後区間は歩道が設置されていない。
 これまでの4車線化事業では、幅員約22mへの拡幅を実施した。
 そのほか、池口部長は大網白里市富田における4車線化について「当該道路の慢性的な交通混雑の緩和を図るため、北富田から南富田までの2・2kmについて4車線化の整備を進めている。これまでに約8割の用地を取得し、経田交差点から茂原市側の0・7kmを供用している。残る東金市側の1・5kmにおいては、2023年度中の車道の4車線化を目指して道路改良工事を実施している」と話した。
 これを受け、阿井議員は「国道128号の4車線化は、来年で事業化から22年となる」と指摘し、1日も早い完成を要請した。k_times_comをフォローしましょう
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