大和ハウスグループの大和エネルギー(大阪市阿倍野区阿倍野筋1ノ1ノ43)は、伊方町にある同社の風力発電施設を建て替える「(仮称)DREAM Wind 佐田岬リプレース事業」に着手する計画だ。2029年4月の営業運転開始を目指し、環境影響評価に関する手続きなどを進めていく。
伊方町の佐田岬にある現風力発電所は、2006年12月に運転開始した風車9基で構成する発電出力9000`hの施設。計画では、1基当たり3200`h〜4200`hの出力となるよう効率を上げ、風車を3〜4基設置し最大1万2800`hの総出力とする計画。
手続きなどが順調に進めば27年4〜9月に既設撤去、27年4月〜29年3月で建設工事、28年11月〜29年3月で試験運転を進め、29年4月の営業運転開始を予定している。
事業については、愛媛県が環境影響評価条例に基づく届け出を受けて同社がまとめた環境影響評価方法書を公告するなど、行政手続きを開始している。
提供:建通新聞社