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　足羽川ダム建設事業およびこれに伴う水源地域対策について、国土交通省、福井県、池田町の３者が連携、協力する「足羽川ダム建設事業推進協議会」の第２２回会議が１３日、福井県庁で開催された。事業費および工期について、今後国が精査を実施していくことなどを確認した。
　国土交通省からの報告では、ダム本体の基礎掘削が完了し、ダム本体のコンクリート打設の開始により、掘削量やコンクリート量が概ね把握できる段階になったこと、水海川導水トンネルが温見断層に到達したことから事業の全体像が概ね判明。その上で、公共工事関連単価等の変動や、働き方改革関連法に基づく労働条件等考慮した適正な工期の確保など、社会的要因の変化が発生していることから、今後、コスト縮減等の工夫も含め、事業費および工期について精査を進めていくとした。
　福井県からは、２０２６年度の事業完成や、県との事業費等の情報共有を行う監理体制のさらなる改善などが要請された。
　池田町からは、工期に関わらず計画通り着実な地域振興策の進捗などが求められた。