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建通新聞社(中部)
2022/12/14

【三重】三重県 競技場4施設改修へ 推進計画案に盛る

 三重県地域連携部は、「第3次スポーツ推進計画(仮称)」中間案をまとめた。計画期間は2023〜26年度までの4年間。県が管理する三重交通Gスポーツの杜鈴鹿(鈴鹿スポーツガーデン)、三重交通Gスポーツの杜伊勢(総合競技場)、ドリームオーシャンスタジアム(松阪野球場)、ライフル射撃場の改修や更新などを行うとしている。
 同計画は、三重とこわか国体・三重とこわか大会のレガシーを生かしたスポーツの推進を行うため、23年度以降の取り組みを示すものとして策定する。国体などのレガシーの一つに「県民の皆さんがスポーツを楽しむための施設整備」を挙げており、県が管理する4施設を対象とした。
 スポーツの社鈴鹿では、サッカー・ラクビー場の芝生張り替え、井戸・配水設備設置、高圧受電盤更新、メインスタンド防水改修、照明LED改修を実施する。水泳場は空調熱源改修、オゾン発生器更新、飛び込みプール用電光表示板更新、庭球場は屋外高圧受電盤更新、空調熱源改修、照明LED改修、体育館は照明LED改修を想定する。
 スポーツの杜伊勢は、陸上競技場のラクビー用人工芝マット整備、第2陸上競技場の第3種公認改修、音響設備改修、排水口改修、体育館の空調設備改修、建て替え検討、五十鈴公園の樹木伐採、多目的広場の砂流出対策を進める。スタジアムは、グラウンド改修、内外野フェンス改修、グラウンド管理機械更新を行う。射撃場は管理棟撤去・新設、10b射場多機能トイレ増築、電子標的修理を実施する。
 工事時期については現在検討中。
 今後のスケジュールは、12月から23年1月の間に中間案のパブリックコメントを行い、同年2月にスポーツ推進審議会、3月8日の総務地域連携デジタル社会推進常任委員会に最終案を提示し、3月中旬に審議会から知事への答申を経て、計画を策定する。

提供:建通新聞社