桑名市は、最低制限価格制度と低入札価格調査制度の基準価格について、2023年4月公告分から算定式を改正する。賃上げなどの動向を踏まえて、一般管理費の算入率を65%から75%に引き上げるなどの変更を行う。
一般土木工事の算定式は、「直接工事費×97%+共通仮設費×97%+現場管理費×90%+一般管理費等×75%」となる。また、下水電気・通信設備工事を除く電気・通信設備工事の「機器単体費」と、下水機械設備工事および下水電気・通信設備工事の「機器費」について、算入率をそれぞれ90・7%から92%に引き上げる。
測量、建設コンサルタントなどの業務では、基準価格の運用対象となる業種について測量業務に「権利調査」を加える。
提供:建通新聞社