京都府の西脇隆俊知事は9日、12月議会に追加提出の補正予算案を発表した。
補正予算案は233億円台規模。建設関連の主な内容をみると、国の「防災・減災、国土強靱化のための5か年加速化対策」を活用し、早期の効果発現を図るとし、国土強靱化に資する道路整備や治水対策の推進に154億5000万円規模を計上した。
主な内容は、小西川(京丹後市)、篠原西一谷川(京丹波町)、鴨川(京都市)、宇治木屋線(犬打峠)(宇治田原町)。
補正予算案ではこのほか、コロナ禍で落ち込んだ府内観光の需要回復を促進するため、きょうと魅力再発見旅全国展開事業費に59億5000万円規模を計上。年明け以降の旅行割引支援等の予算額を増額し、京都府内の宿泊・日帰り旅行商品を対象に、府内の土産物店や飲食店で利用可能なクーポン(平日2000円、休日1000円)を付与する。