建通新聞社(神奈川)
2022/12/09
【神奈川】関東学院 小田原キャンパス所有権を移転
【小田原】関東学院大学は、国際研究研修センターとして活用している小田原市荻窪地内の小田原キャンパスについて、「(仮称)日本先端大学」の開学を計画している学校法人小田原教育メディアに所有権を移転する。小田原市が12月7日の厚生文教文教常任委員会で報告した。2023年10月の開学申請認可に向け年内にも手続きに着手して、25年4月の開学を目指す。
同大学は、学科はIoTメディアとデジタル医療情報工学、材料・表面工学の3学科を予定した工学に特化した4年生大学を想定。設置者は同大学設置準備委員会の西和彦委員長。
関東学院大学を運営する学校法人関東学院は、小田原教育メディアに対し小田原キャンパスの無償贈与や校舎の売却、所有権移転の手続きに年内にも着手する。23年10月の開学申請に向け、同大学の開学を全面的に支援するとしている。
同センターの所在地は荻窪1162ノ2。敷地面積は12万1778平方b。主な施設は校舎や体育館、ゲストハウス、クラブハウスなど12棟で、延べ床面積が1万8499平方b。
同キャンパスは、1991年に関東学院大学小田原校地に法学部を開設。17年に法学部が横浜キャンパスへ転出した後は、材料・表面工学研究所の転入と大学院を新設。現在は国際研修センターとして活用している。 提供:建通新聞社