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建設新聞社
2022/12/09
【東北・岩手】申請書は１月６日まで／田鎖蟇目道路牛伏地区のトンネル設計
東北地方整備局三陸国道事務所は、国道１０６号宮古盛岡横断道路田鎖蟇目道路改築事業に係る「牛伏地区トンネル詳細設計業務」を８日付で公告した。申請書の提出は来年１月６日14時まで、開札は同２月９日10時に行う。
同業務は総合評価落札方式で、ＩＣＴの全面的活用を推進するＢＩＭ／ＣＩＭ活用業務（発注者指定型）で、賃上げを実施する企業に対して総合評価で加点する業務となる。
参加資格は、同局（港湾空港関係を除く）の土木関係建設コンサルタント業務の認定を受けた単社または設計ＪＶで、同種業務（山岳トンネル（ＮＡＴＭ）の詳細設計業務または事業監理業務）、類似業務（トンネルの基本（予備・概略）設計業務など）の実績を有すること。海外インフラプロジェクト技術者認定・表彰制度により認定された実績がある場合は同種業務または類似業務の実績として評価する。
２０２０年度に新規事業化された田鎖蟇目道路は、岩手県宮古市田鎖～蟇目地内の延長７２００㍍で計画。現道の国道１０６号は、急峻な地形に加え河川が並行し、落石や土砂流出などが起こりうる危険箇所がある。16年の台風10号で道路決壊に伴う全面通行止めが発生し、沿線の集落が孤立したほか、代替路線がないため広域的な迂回が必要となった。通行止めの解除後も本復旧までに約２年半を要するなど防災上の課題を抱えていたため、信頼性の高い道路ネットワークの確保を目的に整備を進めている。
今回の業務は、開通済みの宮古箱石道路（蟇目～腹帯地区）の宮古側に当たる、宮古市老木～蟇目地内に建設する延長１７２５㍍、同１６２０㍍のトンネル２本の詳細設計を行うもの。全幅員は12㍍とし、ＮＡＴＭ工法を採用する予定。このほか、両トンネル間に設ける予定の牛伏ＩＣ（仮称）付近の既設水路の付け替えに向け、ボックス４基の詳細設計もまとめる。委託期間は24年２月22日まで。
提供：建設新聞社
同業務は総合評価落札方式で、ＩＣＴの全面的活用を推進するＢＩＭ／ＣＩＭ活用業務（発注者指定型）で、賃上げを実施する企業に対して総合評価で加点する業務となる。
参加資格は、同局（港湾空港関係を除く）の土木関係建設コンサルタント業務の認定を受けた単社または設計ＪＶで、同種業務（山岳トンネル（ＮＡＴＭ）の詳細設計業務または事業監理業務）、類似業務（トンネルの基本（予備・概略）設計業務など）の実績を有すること。海外インフラプロジェクト技術者認定・表彰制度により認定された実績がある場合は同種業務または類似業務の実績として評価する。
２０２０年度に新規事業化された田鎖蟇目道路は、岩手県宮古市田鎖～蟇目地内の延長７２００㍍で計画。現道の国道１０６号は、急峻な地形に加え河川が並行し、落石や土砂流出などが起こりうる危険箇所がある。16年の台風10号で道路決壊に伴う全面通行止めが発生し、沿線の集落が孤立したほか、代替路線がないため広域的な迂回が必要となった。通行止めの解除後も本復旧までに約２年半を要するなど防災上の課題を抱えていたため、信頼性の高い道路ネットワークの確保を目的に整備を進めている。
今回の業務は、開通済みの宮古箱石道路（蟇目～腹帯地区）の宮古側に当たる、宮古市老木～蟇目地内に建設する延長１７２５㍍、同１６２０㍍のトンネル２本の詳細設計を行うもの。全幅員は12㍍とし、ＮＡＴＭ工法を採用する予定。このほか、両トンネル間に設ける予定の牛伏ＩＣ（仮称）付近の既設水路の付け替えに向け、ボックス４基の詳細設計もまとめる。委託期間は24年２月22日まで。
提供：建設新聞社
