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　北陸地方整備局黒部河川事務所は、国の第２次補正予算で下新川海岸における海岸保全施設整備事業に１２億３７００万円の配分を受け、侵食・越波対策を推進する。
　工事発注見通し（１２月分）には▽神子沢副離岸堤（Ｎｏ．１２９）工事　捨石工一式、本体ブロック運搬据付一式、被覆ブロック運搬据付一式　２億円以上３億円未満▽吉原副離岸堤（Ｎｏ．１３８）工事　捨石工一式、本体ブロック運搬据付一式、被覆ブロック運搬据付一式　１億円以上２億円未満▽下新川海岸ブロック製作その１工事　コンクリートブロック製作一式　１億円以上２億円未満▽下新川海岸ブロック製作その２工事　コンクリートブロック製作一式　１億円以上２億円未満▽下新川海岸ブロック製作その３工事　コンクリートブロック製作一式　１億円以上２億円未満▽下新川海岸ブロック製作その４工事　コンクリートブロック製作一式　１億円以上２億円未満−の６件が盛り込まれ、いずれも第４四半期に発注する。
　同事業では、越波による浸水被害防止のための副離岸堤の新設、離岸堤の補強を継続的に実施している。ハード・ソフト一体の治水対策である「流域治水」を進めるため、氾濫をできるだけ防ぎ、減らすための対策として海岸保全施設の整備を推進する。総事業費は約１０３１億円で、事業期間は４２年度まで。