県教育委員会は、県立特別支援学校施設の改修費5億円を「12月補正案」に盛り込んだ。国補正を活用し、来年度に計画していたエアコン更新などの改修工事を前倒しする。
工事計画をまとめる県営繕課によると、今回は県内8校の改修を計画している。エアコン更新は鳥取聾学校(鳥取市国府町宮下)と鳥取盲学校(同)、鳥取養護学校(鳥取市江津)の3校を対象に工事費1億1300万円。
トイレ改修と洋式化は、米子養護学校(米子市蚊屋)と倉吉養護学校(倉吉市長坂新町)の2校に1億5000万円を充てる。屋上防水は皆生養護学校(米子市上福原)、鳥取聾学校ひまわり分校(同)の2校に1億4200万円を補正する。
また、白兎養護学校(鳥取市伏野)では、教室不足の解消に向けて内部改修のT期工事分として1億円を計上した。
各校の設計は大半を終えており、12月補正案には工事費を計上。工事は各事務所が春先までに発注する。
日刊建設工業新聞