千葉市は学校施設環境改善交付金の採択に伴い、学校施設長寿命化基本計画に基づく学校施設の環境整備を進めていく。源小学校ほか小学校3校・中学校3校の大規模改造工事、本町小学校ほか小学校8校・中学校4校の外壁改修工事、都賀小学校ほか小学校22校・中学校6校・特別支援学校1校のトイレ改修工事について、年度内に実施設計をまとめ、2023年度以降に工事発注する。12月補正予算案に小学校施設環境整備事業費50億5652万3000円、中学校施設環境整備事業費13億4943万6000円、養護学校施設環境整備事業費1億2204万1000円を計上し、同額の繰越明許費を設定している。
継続費では、源小学校大規模改造事業に総額4億1300万円、稲毛中学校大規模改造事業に総額6億9500万円、こてはし台中学校大規模改造事業に総額4億2900万円を設定。いずれも3か年継続費で、年割額は▽源小学校大規模改造事業=22年度1億500万円、23年度400万円、24年度3億400万円▽稲毛中学校大規模改造事業=22年度9700万円、23年度400万円、24年度5億9400万円▽こてはし台中学校大規模改造事業=22年度7700万円、23年度400万円、24年度3億4800万円。
さらに、小学校校庭整備事業費3億500万円、小学校給食室冷暖房設備整備事業費1億4950万円、小学校エレベーター設置事業費4億200万円、中学校エレベーター設置事業費7900万円を計上し、同額の繰越明許費を定めている。検見川小学校ほか小学校2校の校庭整備工事および都小学校ほか小学校9校の給食室冷暖房設備整備工事について、年度内に実施設計をまとめる。校庭整備工事は23年度、給食室冷暖房設備整備工事は23年度以降の工事発注を予定。椎名小学校ほか小学校4校・中学校1校のエレベーター設置工事に関しては、年度内の発注を目指す。
そのほか、小学校トイレ改修実施設計業務委託料に限度額3000万円、小学校エレベーター設置工事に伴う実施設計業務委託料に限度額4360万円、中学校トイレ改修実施設計業務委託料に限度額3000万円、朝日ケ丘中学校エレベーター設置工事に伴う実施設計業務委託料に限度額1340万円の債務負担行為を設定。期間は23年度まで。更科小学校ほか小学校3校・中学校1校のエレベーター設置、幕張東小学校ほか小学校3校・中学校4校のトイレ改修について、年度内に実施設計業務を委託し、23年度以降に工事発注する。
幸町第一中学校上水道設備改修工事費には、23年度までを期間とする限度額600万円の債務負担行為を定め、年度内の工事発注を目指している。
工事入札方式は、いずれも一般競争入札。