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　北陸地方整備局は５日、２０２２年度補正予算の概要を発表した。
　県内分の主な事業をみると、大河津分水路・令和の大改修や新潟港西港区航路泊地浚渫など、災害復旧等では令和元年東日本台風からの復興で信濃川水系緊急治水対策プロジェクト（信濃川）に２１億７９００万円、８月豪雨災害復旧で国道１１３号村上市花立外に２０億４０００万円が盛り込まれた。
　事業名、場所、実施内容、補正予算額（隣県分含む）は次のとおり。
◆新潟県
【直轄】
▽信濃川水系緊急治水対策プロジェクト（信濃川）　小千谷市他　令和元年東日本台風により被災した信濃川における、信濃川水系緊急治水対策プロジェクトの推進　２１億７９００万円
▽荒川下流部河道掘削　村上市　河道掘削　３億円
▽阿賀野川蔵岡水衝部対策　新潟市　侵食対策　５億９３００万円
▽信濃川下流やすらぎ堤整備　新潟市　築堤　１６億７７００万円
▽信濃川大河津分水路・令和の大改修　長岡市　第二床固改築、山地部掘削　５０億８０００万円
▽信濃川長岡地区河川防災ステーション　長岡市　河川防災ステーション整備　４億２５００万円
▽関川鴨島地区洪水防御事業　上越市　河道掘削　１億５０００万円
▽姫川岩木地区急流河川対策　上越市　護岸工　７５００万円
▽信濃川下流水系（砂防）高棚川砂防堰堤群　南魚沼市　砂防堰堤工　２億２０００万円
▽姫川水系（砂防）葛葉上流床固工群改築　糸魚川市　床固工　１億円
▽飯豊山系（砂防）荒川下流土砂・流木対策砂防堰堤改築　関川村、胎内市　土砂・流木撤去、砂防堰堤工　３億３２００万円
▽阿賀野川環境整備（沢海地区）　新潟市　自然再生　５６００万円
▽新潟海岸侵食・越波対策　新潟市　ヘッドランド整備　６億円
▽国道７号朝日温海道路　村上市〜山形県鶴岡市　改良工　２２億円
▽国道７号栗ノ木道路　新潟市　改良工　４億円
▽国道７号紫竹山道路　新潟市　改良工　６億円
▽国道１１３号鷹ノ巣道路　関川村　橋梁下部工、改良工　４億円
▽国道２５３号上越三和道路　上越市　改良工　４億円
▽国道２８９号八十里越　三条市　橋梁上部工、改良工　３億円
▽新潟港西港区航路泊地浚渫事業　新潟市　航路泊地の整備　１０億７２００万円
▽新潟港東港区防波堤改良事業　新潟市、聖籠町　防波堤の改良　２億７０００万円
▽両津港湊地区岸壁改良事業　佐渡市　岸壁の改良　６億６００万円
▽国営越後丘陵公園　長岡市　森のめぐみの里管理施設設計再生可能エネルギー導入設計、公園施設の老朽化対策　２億４７００万円
【補助】
▽鵜川事業間連携河川事業　柏崎市　堰、河道掘削、築堤等　９０００万円
▽戸地海岸高潮対策事業　佐渡市　離岸堤　８０００万円
▽鵜川ダム建設事業　柏崎市　ダム本体工事　９億４７００万円
▽刈谷田川大規模特定砂防等事業　長岡市　法面工外　２億８００万円
▽国道２５３号三和安塚道路　上越市　改良工　７６００万円
▽道路メンテナンス事業新潟県橋梁長寿命化修繕計画　長岡市他　橋梁補修等　４９億４７００万円
▽交通安全対策（通学路緊急対策）事業・新潟県通学路緊急対策推進計画　南魚沼市他　調査設計、歩道設置・拡幅等　３０億３７００万円
▽新潟港海岸海岸メンテナンス事業　新潟市・聖籠町　護岸の改良　６０００万円
▽両津港海岸海岸メンテナンス事業　佐渡市　護岸の改良　８０００万円
◆山形県（直轄）
▽飯豊山系（砂防）荒川上流砂防堰堤改築　小国町　土砂・流木撤去、砂防堰堤工　３億３５００万円
◆福島県（直轄）
▽阿賀川長井地区下流狭窄部対策　喜多方市　河道掘削　２億９０００万円
▽滝坂地区直轄地すべり対策　西会津町　集水ボーリング工　５０００万円
◆長野県（直轄）
▽信濃川水系緊急治水対策プロジェクト（千曲川）　長野市他　河道掘削、堤防強化、遊水地　１６０億４６００万円
▽千曲川雨宮堤防強化対策　千曲市　護岸工　８億３０００万円
▽大町ダム等再編事業　大町市　容量振替に係る手続き　７１億１５００万円
▽信濃川上流水系（砂防）金原地区法面対策　松本市　斜面対策工　１億２０００万円
▽信濃川下流水系（砂防）秋山郷床固工群　栄村　砂防堰堤工　１億６０００万円
▽姫川水系（砂防）松川流域砂防設備改築　白馬村　砂防堰堤工　１億２０００万円
▽千曲川環境整備（中野地区）　中野市　親水護岸　７４００万円