北陸地方整備局は5日、政府2022年度第2次補正予算成立に伴う主要事業を明らかにした。
直轄事業では「梯川水系緊急治水対策プロジェクト」「手取川三反田侵食対策」「手取川水系砂防事業及び砂防堰堤補強」「甚之助谷地区地すべり対策」「石川海岸侵食・越波対策」「能越自動車道輪島道路・輪島道路2期」「国道8号小松バイパス」「七尾港大田地区泊地整備」「金沢港大野地区泊地整備、防波堤改良」「輪島港輪島崎地区防波堤」―など、補助事業では県と金沢市による「金沢外環状道路海側幹線4車線化」、県事業の「米町川大規模特定河川事業」「東山中大規模特定砂防等事業」「のと里山海道柳田IC〜上棚矢駄IC4車線化」―などに予算が追加配分された。
金沢港では、防災・減災、国土強靭化のための5か年加速化対策として、事業費7億9000万円で大野地区泊地(水深10メートル)を、同4億5000万円で大野地区防波堤(西)改良に取り組む。七尾港では泊地工事、輪島港では防波堤工事の進ちょくを図る。
梯川では、9億3300万円で河道掘削、引堤、橋梁改築を、手取川では1億5600万円で三反田地区(川北町)の前腹付けを推進する。
石川海岸では、6億4100万円で小松工区養浜及び片山津工区消波工嵩上げ・養浜を進ちょくさせる。
補助事業では、5億1000万円で志賀町の米町川橋架け替え、2億800万円で金沢市の海側幹線4期の橋梁下部工及び改良工、8億8600万円でのと里山海道の橋梁上・下部工を促進することにしている。