全国情報ネットワーク：各地域で信頼される専門紙33紙で構成

政府経済対策の裏付けとなる22年度第２次補正予算が成立し２日、国交省関係の直轄、補助、交付金の県内事業に内示があった。北条道路にはゼロ国債を含む15億７０００万円が配分された。（11面に関連記事）
　直轄道路では北条道路に13億７０００万円を補正。加えてゼロ国債２億円の計15億７０００万円の内示になった。維持系では国道29号千代水電線共同溝に１億９０００万円を配分し、鳥取市徳尾〜千代水にかけて本体工事を促進する。河川では斐伊川総合水系環境整備に４億２４００万円を追加して米子港の親水護岸を完成させる。大山山系直轄火山砂防は、上野砂防堰堤など３カ所に２億４１００万円。
　補助の道路改築は国道３１３号倉吉関金道路に４億９２００万円、国道１７９号はわいバイパスに１億５０００万円など９億３１００万円。県の要望額に対して３割台にとどまった。
　補助事業の河川は、塩見川に４億４０００万円を内示し、地盤改良工事や用地補償などを継続する。そのほか砂田川に７６００万円、水貫川に４８００万円など。
　港湾は直轄の鳥取港第１防波堤本体工に２億５０００万円、境港は老朽化対策で外港昭和南地区のマイナス13�b岸壁に１億円を充て、事業推進する。
　直轄海岸は皆生海岸の富益地先人工リーフに２億２９００万円。美保飛行場はエプロン部の舗装改良に５億６９００万円が付いた。
　また、交付金は道路の米子駅南北自由通路ほか、河川、砂防など県下64億５０００万円を追加した。

日刊建設工業新聞