岡山商工会議所などは、北区野田4ノ17ノ101他の北長瀬みずほ住座跡地約1・6fへの整備を求めている多目的屋内施設(アリーナ)について、「公設民営で稼げるアリーナの建設を目指す」とする提言書を岡山市に提出した。
個人や企業からの寄付金などで施設建費の約1割程度となる約8億円を調達し、収入面では利用料などで年間1億5000万円を見込んでおり、必要なコストを上回ると試算している。
屋内競技施設は市内中心部のジップアリーナ岡山(北区いずみ町、2階観客席約2500席)だけで、利用者に十分に対応できていない状況。プロやアマを問わず試合会場の確保に苦慮しており、市ではジップアリーナ岡山を補完する意味でも市内中心部でアリーナ整備の必要性があるとの認識を示しており、今後も関係機関と協議しながら、予算措置などについて検討していく考え。
規模については、観客席5000席を必要としており、その場合のイニシャルコストは80億円と見込んでいる。
「
提供:建通新聞社」