岐阜県警察本部は、大垣警察署庁舎新築工事の基本・実施設計者について、最適候補者を梓設計・大建設計設計共同体に決めた。提案価格は1億8700万円(税込み)。設計委託上限は2億3268万円(税込み)だった。公募型プロポーザルにはこの他、2JVが参加していた。
業務では、庁舎棟と付属棟の設計の他、既存庁舎の解体方法検討も行う。履行期間は基本設計が2023年9月末、実施設計が24年6月末を予定している。
計画場所は既存施設がある大垣市江崎町422ノ10。事業費は新築33億1000万円。既存施設解体3億2000万円を見込む。
スケジュールでは、24年度に付属棟と宿舎を解体。テニスコート跡地に駐車場を整備する。25年度から27カ月の工期で庁舎を建設。27年度に旧庁舎を解体。外構工事を進め28年度に事業を完了する。
大垣警察署は、県下警察署の中で最も古く、駐車場不足、機能不備などが課題となっているため、西濃圏域の基幹的な防災拠点として新しく整備する。
提供:建通新聞社