建通新聞社
2022/12/05
【大阪】鶴見工場建替・運転委託は日立造船Gを選定
大阪広域環境施設組合(大阪市・八尾市・松原市・守口市)は、鶴見工場建替・運転委託事業の総合評価落札方式一般競争入札を行い、日立造船グループを落札者に選定した。同グループの代表企業は日立造船、構成企業は大林組、Hitz環境サービス。落札金額は547億円5800万円(税込み)。提案企業は1グループのみだった。
新ごみ焼却施設の設計・建設、運転管理を民間事業者に一括して長期的に委託する公設運転委託方式を採用する。
新工場のごみ処理能力は1日当たり620d(同310d×2炉)。ストーカ式。敷地面積は現工場(大阪市鶴見区焼野2ノ11)内の約2万4000平方b。
工事範囲は▽プラント設備工事(受入供給設備、燃焼設備、燃焼ガス冷却設備、排ガス処理設備、余熱利用設備、排水処理設備、給水設備、電気設備など)▽土木・建築工事(建築、土木、外構、建築機械設備、建築電気設備)▽解体撤去工事▽土壌汚染対策工事―となる。
事業期間は2023年2月から49年3月31日までの予定。このうち、試運転期間を含む設計・建設期間は29年3月31日まで、運転期間は29年4月1日から49年3月31日までの20年間。
同工場の建替事業者選定支援は中日本建設コンサルタント大阪事務所(大阪市中央区)が担当。