建通新聞社
2022/12/02
【大阪】恵美公園でP―PFI整備運営事業者を募集
大阪市は、恵美公園整備運営事業者を募集する。Park―PFIを活用し、恵美公園を再整備し、周辺地域のまちづくりと連動した新たなにぎわいを創出する。応募登録は12月8〜9日、応募申請書は2023年2月21〜22日に受け付け、4月下旬ごろに設置等予定者の選定結果を通知する。
事業対象地はもと恵美小学校跡地の区域(9142平方b)と隣接する既存恵美公園の区域(6645平方b)。公園の所在地は大阪市浪速区恵美須西。
公募対象公園施設の必須提案では、休養施設(シェルター、ベンチなど)、遊戯施設(屋内外遊戯施設など)、運動施設(健康運動施設など)、教養施設(体験学習施設など)、便益施設(レストラン、カフェ、駐車場など)、展望台または集会所を整備することを求める。許容建築面積は1800平方b。
整備条件として、トイレの整備、避難所としての機能を持たせること(専用延べ床面積300平方b以上、収容可能人数150人以上)、駐車場を整備する場合は900平方bを上限とすることなどを求める。
特定公園施設では、多目的グラウンド、にぎわいと憩いの場、記念碑、その他施設(樹木、柵、公園灯、給排水施設など)の整備を求める。
特定公園施設の整備工事は23年度中に着手、24年度中に完了する予定。設計費は2250万円、建設費は3億0978万円を見込む(いずれも税込み)。
23年5月ごろに基本協定の締結、公募設置等計画の認定、6月ごろに実施協定の締結、建設譲渡契約の締結を行う。23〜24年度に設計、工事を行い、25年4月1日に恵美公園の管理運営を開始する予定だ。事業期間は20年間。
21年度に行ったマーケットサウンディング調査では、民間事業者からアーバンスポーツ施設、複合施設、フィットネス施設などの提案があった。