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北陸工業新聞社
2022/12/01

【福井】ZEHやBIMにも邁進/福井県設備設計事務所協会/合同例会開く

 福井県設備設計事務所協会(松山憲雄会長)は11月25日、正会員と賛助会員の約70人が交流する、2022年度の合同例会を開催した。会場は福井市大手3丁目のザ・グランユアーズフクイ。
 冒頭、松山会長が挨拶。「平素のご支援、ご協力に感謝を申し上げます。コロナ禍にあっても経済は、しっかり動いている。2050年のカーボンニュートラルに向け、設備関連法も改正され、ZEH(ゼロ・エネルギー・ハウス)や、設計段階から3次元モデルを導入するBIM/CIMも避けては通れない。近い将来、設計界も大きく変わってくるでしょう。今例会を有意義に、時間の限り懇親を深めて頂きたい」と、力強く述べた。
 来賓を代表し、福井県公共建築課の坂川慶介課長も挨拶。「担い手問題など、課題は山積ですが、県も地道に一歩一歩、課題の解決に向けたい」と述べ、引き続きの協力を呼びかけた。
 乾杯は、酒井修福井県管工事設備工業協会会長が務めた。先のサッカーW杯で日本が強敵のドイツに勝利したように「われわれも団結力を発揮し、ワンチームとなって、社会資本を整備し、持続可能な社会の実現を」と強調。宴に入り、懇親の輪を広げた。
 懇親に先立ち、北陸電力福井支店の塩谷光弘営業部長が講演した。電力小売りの自由化目的から説き、カーボンニュートラルにむけた取り組みなど積極策を紹介。燃料や電力価格など厳しい経営環境下、長期ビジョンに基づき、改善策を図っていく方針を示した。

県公共建築課の坂川慶介課長が来賓代表挨拶

 10月1日に一乗谷朝倉氏遺跡博物館がオープンし、建物(建築)とは氷山みたいなものと、改めて思いました。設計者やゼネコン、下請け、いろんな職人さんたち。本当に多くの方々のご尽力があって、はじめて生まれるもの。まさに氷山の一角を痛感し、関係者は本当に凄いと敬意を抱いております。

hokuriku