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建通新聞社四国
2022/12/01

【高知】県立大 新校舎設計のプロポ公告

 高知県公立大学法は、高知工科大学永国寺キャンパスに建設する「データ&イノベーション学群」新校舎の設計者を選定する公募型プロポーザル手続きを開始した。2026年4月の供用開始を目指し、鉄筋コンクリート造5階建て延べ約4000平方bの校舎建設に向けた基本設計と実施設計を進める。参加表明書と資格審査申請書の交付期間は12月6日まで、提出期限は12月16日午後3時。
 参加資格要件は、高知県内に本社・本店がある建築士事務所を含む共同企業体(JV)で、代表者、構成員とも県の建築関係建設コンサルタント業務(建築一般)の入札参加資格を持ち、代表者は国内で13年以降に完成した1棟の延べ床面積が4000平方b以上の大学校舎の設計業務実績などを求める。
 書面による1次審査で最大6者に絞り込んだ後、技術提案書の内容のプレゼンテーションとヒアリングによる2次審査を23年3月4日に行い、3月中旬の契約締結を目指す。基本設計を8月31日、実施設計を12月28日までにまとめる他、23年12月1日から24年4月30日までの期間で積算・確認申請と工事請負選定補助も行う。見積もり限度額は9500万円。
 データ&イノベーション学群は1学年60人を想定。1階は一般も活用できる「産学官・高大連携エリア」、2階はグループで討議するスペースや講義スペースなどを設ける「課題解決型学習エリア」とし、3〜4階は3回生と4回生、大学院生が使用する研究室、5階は教員室や事務室を置く。建設地は高知市永国寺町。
提供:建通新聞社