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建通新聞社
2022/12/01

【大阪】島本町 新庁舎建設工事は年内にも公告

 島本町は、新庁舎建設工事に債務負担行為(2022〜25年度)として限度額30億5000万円を12月補正予算で設定した。新庁舎建設と現庁舎の減築改修、広場整備を一括して、制限付き一般競争入札で12月中にも公告する。設備も本体に一括して発注するとみられる。3月議会での承認後、4月の着工を目指す。
 新庁舎の規模は鉄骨造4階建て延べ4281平方b。現庁舎の中庭駐車場に建設する。1〜3階に各課の執務室を整備。4階には議場関係を配置する他、屋上緑化を施し、断熱・冷却効果による空調負荷の低減を図る。
 現庁舎の規模は鉄筋コンクリート造地下1階地上3階建て塔屋1階付き延べ4737平方b。このうち地下1階と地上1階の一部を残して(仮称)広場棟として減築改修する。減築改修後の延べ床面積は1683平方bとなる。
 地上1階部分を広場や親水空間に整備し、日常的に地域に開放。災害時には防災広場として機能転換することにより、情報提供や物資の受け渡しの場所として利用する。地下1階は屋内駐車場や倉庫などとする。
 その他、新庁舎2階と広場を結ぶ連絡通路や屋上階段、付属棟(鉄筋コンクリート造平屋61平方b)を新設。駐車場は61台分、駐輪場は103台分を確保する。
 建設地は桜井2ノ1ノ1。敷地面積は8022平方b。
 仮囲いの設置など準備工事を23年7月までに行い、23年8月〜24年10月に新庁舎の建設工事、24年11月〜25年12月に現庁舎の減築改修と広場整備を実施する。
 設計は内藤建築事務所大阪事務所(大阪市中央区)が担当した。