新潟県上越地域振興局は29日、国土交通省の建設工事統計調査大臣表彰を受賞した東光クリエート(上越市)への感謝状伝達式を同局分館3階応接室で執り行った。
式では、地域整備部の有波修部長が同社の伴長門代表取締役社長に感謝状を手渡した。有波部長は、祝意を表したうえで「国土交通大臣表彰を受賞するというのはなかなかないこと。これからも工事などでのご協力をよろしくお願いしたい」と述べた。
伴社長は「現場関係で表彰を受けることはあるが、事務方がこういった賞を頂くことは珍しい。裏方としてコツコツやってきたことを認めて頂けたのだろう」と分析。そのうえで、「地域に貢献し認められる会社、社員が誇りを持てる会社にすることを目標に業務に取り組んできたことが日の目を見た」とし、「今回の受賞は事務方にとって励みになる。社内でも大々的に取り上げていきたい」と喜びを語った。
推薦基準は、調査対象となる期間の連続した直近3年度分(2019−21年度)における建設工事の受注総額および公共機関・民間からの個別受注工事に関する毎月調査と、1年間の完成工事高や就業者数等の調査の未提出がないことなど。これらを満たした業者を都道府県が推薦し、同省が決定した。なお、上越管内の受賞は同社で9社目となる。