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太田市は中学校および義務教育学校の計17校を対象に、体育館空調設置工事を計画している。１件につき３〜４校へ分割して、近く一般競争入札で公告する。工事は２０２３年夏前までに終わらせたい考えで、工事費は10月の専決予算で中学校運営費の施設整備工事費として、３億６４４万９０００円を確保している。小学校および高等学校については、最短で23年度の当初予算で工事費を計上し、実施する予定。
空調設置工事は近年、必要性が高まっている熱中症対策として計画。災害時には避難所としても使用されるため、今後、強力に進める事業のひとつとして実施計画でも位置付けている。当初は12月補正予算の計上を見込んでいたが、前倒しで確保したかたち。小学校分の事業費は実施計画において、23年度単年で６億５０００万円を算出している。
設計業務は直営で手掛け、設置する空調はビル用マルチエアコンとなる見込み。基本的には、体育館のキャットウォーク部分に設置する。設置対象は16校の市内中学校のほか、義務教育学校の北の杜学園の計17校。
23年度以降に計画する学校は計26校。小学校は25校が対象となり、高等学校は市立太田高校の１校で予定する。中学校同様にキャットウォークに設置するタイプの空調設置工事となりそう。