四日市市は、消防署出張所整備費などを盛り込んだ一般会計補正予算案を市議会11月定例月議会に提出した。一般会計に72億7273万円を追加し、総額を1399億6058万円とした。
消防署出張所整備では、小山田地区市民センターに併設している南消防署西南出張所について、ミルクロード沿いに独立した庁舎を移転整備するため、用地取得などに2398万円を計上した。
取得する土地は六名町字中山580ノ1他の約1500平方b。2023〜24年度で実施設計、24〜25年度で建築工事を進める予定。保々地区市民センターに併設されている北消防署北西出張所についても独立庁舎整備を計画しており、保々分団車庫と合わせた庁舎の規模は鉄骨造平屋370平方bを想定している。
補正予算案ではこの他、土地改良事業の農業用水施設・農道工事に1500万円を配分した。ロングビーチ公園遊具施設製作設置業務では、22〜23年度を期間とする債務負担行為として限度額900万円を設定。また、三重市営住宅28号棟のエレベーター設置・スロープ整備工事について、工事の執行が見込めないことから2億0184万円を減額した。
提供:建通新聞社