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建通新聞社(中部)
2022/11/28

【三重】四日市市 解体設計費を補正 北部清掃工場 債務負担設定

 四日市市は、北部清掃工場の解体設計費を市議会11月定例会の一般会計補正予算案に計上した。2022〜23年度を期間とする債務負担行為として限度額1350万円を設定し、22〜23年度で解体設計、24〜26年度で解体工事を進める計画。
 クリーンセンターの稼働に伴い16年度に休止している北部清掃工場を解体し、併せて旧北部埋め立て処分場の浸出水処理施設を撤去する。北部清掃工場の規模は鉄筋コンクリート造地下1階地上3階建て延べ3894平方b。処理能力は日量450dで、日量150dの焼却炉を3炉備える。
 ピット容量2710立方bの受け入れ供給設備、燃焼ガス冷却設備、排ガス処理設備、余熱利用設備、通風設備、高さ50bの煙突、灰出し設備、排水処理設備などを撤去する。所在地は垂坂町1587。
 旧北部埋め立て処分場の浸出水処理施設は22年8月から運転を休止しており、処理能力は日量500立方b、処理方式は、ばっ気・薬品凝集沈殿活性炭ろ過となっている。敷地面積は1万2066平方bで、1979年に埋め立て処分を完了している。所在地は垂坂町1596。

提供:建通新聞社