県は24日、物価高騰・円安対応を中心に総額378億9900万円の12月補正予算案を固めた。1日開会の12月定例県議会(〜22日まで)に提案する。補正後の一般会計総額は4326億7600万円となる。
12月補正案は政府の第2次補正予算の閣議決定を受けて編成。円安・物価高騰を克服するための関連予算に238億円、新型コロナウイルス第8波緊急対策に51億円を充て、公共事業は土木・農林公共など193億円を盛り込んだ。
主な補正内容は▼畜産クラスター施設整備4億7000万円▼木材産業強化対策9億6000万円▼国立公園満喫プロジェクト2億円▼布勢公園テニスコート芝張り替え1億1000万円▼樹木伐採・河道掘削7億5000万円▼原子力防災対策(江府町に支援拠点)2億2000万円▼ため池総合整備3億4000万円▼地域高規格道路21億円▼冷凍保管庫(境港水産加工業協同組合主体)1億8900万円―など。
日刊建設工業新聞