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建通新聞社四国
2022/11/25

【徳島】鳴門市の大麻町総合防災C 基本設計を23年度

 鳴門市は「大麻町総合防災センター」の建設地を、当初予定していた市営板東団地から、地元の申し出のあった近くの敷地に変更する。現在、庁内で施設概要を検討しており、今後、基本計画や基本構想を策定する。これを基に地質調査と基本設計業務を2023年度以降に委託する。
 新たな候補地は、市営板東団地(大麻町)から歩いて5〜6分の道路沿い。当初計画していた敷地約1300平方bより広い。庁内の検討を経て建設地として確定させる。
 建設する建物は、計画では2階建て。市西部の防災拠点として、消防署大麻分署、板東分団詰め所、板東連絡所、コミュニティー施設(交流拠点、避難所、地域公民館機能)、備蓄倉庫機能などを配置する。建設中の鳴門市本庁舎の災害対策本部を代替する防災機能を備える。災害発生時には、地域住民の避難施設として良好な生活環境を提供できる施設にする。
 これに伴い、現在の消防署大麻分署と車庫、市の連絡所の建物(大麻町板東宝蔵65、鉄筋コンクリート造2階建て)は廃止する。
提供:建通新聞社