富山県建設業協会の土地改良委員会と林務委員会の正副委員長は22日、県農林水産部に対する要望活動を行った。
この日は、土地改良委員会から森雄一委員長、宮下修・竹内実両副委員長、林務委員会から高尾道明委員長、中山慎仁・岩崎正人両副委員長が参加し、協会の南理常務理事が同行。森委員長、高尾委員長が堀口正部長に要望書を手渡した。
両委員会共通の主な要望内容は次の通り。
▽予算の確保と発注・施工の平準化
・継続的、計画的な予算の確保
・前年度発注による第1四半期の施工量の増大
▽入札・契約制度
・地域インフラを支える企業を活用した工事発注、入札・契約制度の確立
▽適正な予定価格の設定
▽円滑な工事施工と働き方改革の推進
・地元協力体制の確保
・ASP(情報共有システム)の有効活用、遠隔臨場の推進
・週休2日制の導入や熱中症対策などの推進に係る条件整備
このほか、土地改良委は、国営農地再編整備事業「水橋地区」における地元建設企業の受注状況を踏まえた発注の働きかけを求めた。