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　金沢市北安江１丁目の北陸鉄道所有地で合同会社エステック・パークライフ金沢北安江（同市）が開発する「（仮称）ココファン金沢北安江新築工事」の地鎮祭が２４日、関係者２０人が出席して行われた。
　神事では、施工者である真柄建設北陸事業部執行役員事業部長の中川稔氏が鎌入れ、エステック不動産代表取締役社長の武部勝氏が鍬入れ、設計者としてシスケア代表取締役の関塚宏昌氏が鋤入れしたほか、順に玉ぐしを捧げて工事の安全を祈った。
　建設規模はＳ造６階建て延べ２１９５・９３平方メートル（建築面積３８７・５４平方メートル）。サービス付き高齢者向け住宅となる。場所は同市北安江１丁目９５９番２で敷地面積は７０２・７６平方メートル。工期は１２月１日から２０２３年１０月末まで、開業は１２月の予定。
　今回の事業スキームは、合同会社エステック・パークライフ金沢北安江が北陸鉄道から土地を借りて建物を建設、学研ココファンに賃貸する。北陸鉄道ではこれまで駐車場として活用してきたが、ＪＲ金沢駅から徒歩圏という立地を活かして高齢者向け住宅を誘致することにしたもので、地域経済への貢献、不動産事業による収入で経営の安定化につなげたいとしている。