建通新聞社(神奈川)
2022/11/21
【神奈川】横須賀市 横須賀スタジアムなど改修
横須賀市は、追浜公園の敷地内にある横須賀スタジアムやテニスコートを計画的に改修する。2023年度に横須賀スタジアムの内野人工芝の改修設計・工事を一括で発注する予定。また、音響施設の改修工事を実施したい考えだ。24年度には、テニスコートのナイター照明改修工事をそれぞれ発注する予定。25年度には同スタジアムの防水改修工事の発注を予定している。
同スタジアムは、プロ野球チームの横浜DeNAベイスターズの2軍や高校野球の試合に活用されており、内野人工芝については15年度に更新したものの消耗が進んでいる。既存の人工芝の長さは66_で、材質は主パイルが耐候性ポリエチレンで支持パイルが耐候性ポリプロピレン。設計で更新内容を具体化する。
音響施設は導入から30年ほど経過しており、アンプの調子が悪く音割れや雑音混じりなどが発生している。こうした状況の解消に向け、原因を調査し対策を講じる。防水改修では、同スタジアム廊下の雨漏りで現在講じられている応急処置に代わる抜本的な対策を講じる。設計は市が直営でまとめる。
同スタジアムと一体化した建物部分に関しては、22年度に長寿命化計画を策定する。規模は鉄筋コンクリート造3階建て延べ4845平方b。施設内容はエントランスホール、事務室、シャワー室、更衣室、トイレ、医務室など。老朽化や劣化の進捗度合いに応じて、必要な改修を計画的に実施する。
テニスコートのナイター照明改修工事では、コート4面を照らす水銀灯(ポール6本、32基)を全てLEDに更新する。
工事場所は夏島町2。 提供:建通新聞社