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建通新聞社
2022/11/18

【大阪】府新別館北館・南館ESCOはアズビルG

 大阪府は、新別館北館・南館に導入する民間資金活用型ESCO事業の提案事業者を募集し、アズビル(代表者)と三井住友ファイナンス&リースのグループを最優秀提案者に選定した。提案事業者は1者のみ。今後、府と事業者は正式な契約の締結に向けた詳細協議を行う。
 提案内容によると、空調機の省エネルギー制御、照明のLED化を実施する。省エネルギー率は9・3%、CO2削減率は8・9%を見込む。
 ESCO契約期間は15年。光熱水費削減額は年間1065万円、ESCOサービス料は年間1048万円を想定。よって、府の経費削減効果(光熱水費削減額―ESCOサービス料)は15年で246万円になるとみられる。
 施設の規模は北館・南館とも鉄骨造(地下部は鉄骨鉄筋コンクリート造)地下4階地上10階て塔屋付き。延べ床面積は北館が1万7379平方b、南館が2万8747平方b。北館は1997年、南館は95年に竣工。
 設備概要は空調が中央熱源(吸収式冷温水機、蒸気ボイラー)となり、北館は2013年の大規模改修で部分的に個別空調化を実施。館内照明は北館がHF蛍光灯など(ダウンライトはLED照明改修箇所あり)、南館が蛍光灯など(一部LED照明改修箇所あり)となる。